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選択と集中

スタンニング引退の後、次の出資馬を考えていたが2歳馬には気に入った馬がいない。1歳馬にもあまり期待できそうにない。小規模クラブにはありがちなことだが。
一方キャロットの募集馬には出資したい馬が数頭いるし、外国産馬も毎年募集している。広尾を続ける理由が希薄になってきた。熟慮の結果広尾を退会してキャロットに集中するのがベターということになった。馬が走らないこと以外はかなり気に入っていたが、肝心の馬がいまいちではしかたない。

馬格と競争成績

今年の3歳出資馬に牡馬がいないので、少し前までキャロットのキューとスプリンターキャットを検討していた。両馬ともに馬体の成長が物足りないと思っていた。そこで、軽量馬の活躍度を調べるために、3歳重賞出走馬を調べてみた。

2005年以降、3歳重賞に430kg未満で出走した牡馬は5頭しかいない。そのうちの1頭がドリームジャーニーである。そしてこれが420以下になると、ドリームジャーニーただ1頭になってしまう。重賞といっても早い時期では未勝利勝ち1つでも出られるケースも多いのでこの数字はかなり低いといえるだろう。

そのドリームジャーニーは2歳3月の馬格が156cm、444kg、1歳9月時点では152cm、397kg。体高はその後も伸びてるらしい。秋から春にかけて47kg増加している。キャロットの2頭はこの間の成長がものたりない、出資を回避した理由がここにある。

賞金ランキング

メーンの獲得賞金が今回の500万下を勝って、1460万になり広尾の3歳馬ではトップに立った。そこで、自分が所属している他のクラブだとどのレベルか、募集価格と合わせて比較してみた。
※メーンの募集価格は2500万プラス、輸入経費800万で実質3300万である。

         賞金1460万以上   募集3300万以下
社台         15頭           12頭
サンデー       6頭            4頭
キャロット       3頭            2頭

社台の好調さが良くわかるデータになった。募集価格もメーンより安いのがほとんどである。逆にキャロットの不振ぶりが目に付く。4歳世代も超悲惨な成績だったが、3歳世代もトールポピーがいなければ大差ない成績だ。

クラブ、リストラ

ローレルクラブを退会することにした。これで社台&サンデー、キャロット、広尾の3クラブ体制になった。

ローレルは05年産のスプレーモに出資するつもりで、キンカメ産のスクロルージュの06を無償でもらって先に入会だけしていた。スプレーモの体高がのびるのとシンクリ産駒が勝ち上がるのを待っていた。

その様子見の最中に広尾に入会してしまった。スプレーモを見送り06年産も出資意欲をかきたてる馬がいなかったので退会の運びとなった。

これからは、馬券でスクロルージュの06を応援して行きたい。

種牡馬と一口価格

07年のキャロットの募集価格がわかった。印象は想定以上にインフレが進んでいること。特に目に付いたのがスペシャルウィークとシンボリクリスエスだ。シンボリクリスエスは産駒がデビューしたばかりだが、スペシャルウィークはシーザリオを出した以外、成績は期待はずれのような気がする。

そこで、スペシャルウィークの成績、現5歳世代までの賞金1億円馬の数とその出現率を調べてみた。

出走産駒285頭中、1億円馬はわずかに4頭で出現率は1.40%、きわめて低い数値である。しかもうち2頭は母アンデスレディーである。
比較のため、サンデーサイレンス、サンデーの直仔その他主要種牡馬についても調べてみた。

サンデー    210/1351  15.54%
フジキセキ   31/665   4.66%
ダンス     26/645   4.03%
バブル     13/398   3.26%
マーベラス   6/230    2.60%
ジェニュイン  4/219    1.82%
スペシャルW  4/285    1.40%

ブライアンズT  66/831   7.94%
トニービン   64/775   8.26%

いかにシーザリオを出したとは言え、今のスペシャルウィークは過大評価が過ぎると思う。それでも産駒は売れてしまうわけだが。